2025/08/26 09:01

~見えにくい「隠れ脱水」に気づくために~

愛犬が年齢を重ねるにつれて、食欲や運動量の変化に気づく飼い主さんは多いと思います。
でも、意外と見落とされがちなのが「水分摂取量の低下」。
シニア期のわんちゃんは、若い頃よりも水分不足になりやすく、体調不良の原因になることもあるのです。

💧一日に必要な飲水量
健康的な犬の一日分の飲水量には条件により大きく異なりますが目安として、
体重1kgあたりに40~60mlになります。
たとえば、体重5kgの犬であれば200~300mlになります。※あくまで目安です。

🐶加齢による変化が「喉の渇き」を鈍らせる
シニア期のわんちゃんは代謝が低下し、暑さや喉の渇きを感じにくくなります。
その結果、自然と水を飲む量が減ってしまう傾向があります。
特にエアコンで快適な室温に保たれた室内では、体が水分を欲していることに気づきにくくなるのです。

🚰水分不足が引き起こすリスク
慢性的な水分不足は、以下のような健康トラブルにつながります。
・腎臓病や尿路結石
・熱中症
・消化不良や便秘
・活力低下、食欲不振
特にシニア犬は、これらの症状が進行しやすく、重症化する前に気づくことが大切です。

⚠️水を飲まないのは「病気のサイン」のことも

水分摂取量の低下は以下のような病気の兆候である可能性もあります

  • 口腔内の異常(歯周病、腫れ、痛み)
  • 体の痛み(首や腰の痛みで水飲み姿勢が取れない)
  • 内臓疾患(腎臓病、肝臓病など)
  • ストレスや環境の変化による不安

「水を飲まない=喉が渇いていない」ではなく、「飲めない」「飲みたくない」理由が隠れているかもしれません。そんな時は、かかりつけの獣医さんに相談するのが安心です。


👀「隠れ脱水」のサインとは?
以下のような変化が見られたら、水分不足の可能性があります。
・口や鼻が乾いている
・皮膚の弾力がなくなる
・目がくぼんで見える
・おしっこの色が濃い
・元気がない、食欲が落ちている

皮膚を軽くつまんで戻るまでの時間が長い場合も、脱水のサインです。

💡シニア期のわんちゃんのための水分補給アイデア
水を飲む量が減ってきたと感じたら、以下の工夫を試してみましょう。
家の複数箇所に水飲み場を設置
ドライフードにぬるま湯やスープをかける
水分量の多いフルーツを少量与える
シリンジで少量ずつ口に含ませる
特に冬場は水が冷たくなりすぎないよう、ぬるま湯にするのも効果的です。
わんちゃんの水分補給におススメ🐶
そのままでもフードにかけてもOKです!

飲まないのも心配ですが、急にたくさん飲み始めたら病気のサインということもあります。
小さな変化も日々チェックしてあげたいものですね✨

📝参考文献
chico「犬の水分補給」
イヌトミィ「シニア犬は特に要注意の『隠れ脱水』」
petRibbon「老犬が水を飲まなくなった場合の水分補給方法」