2026/06/04 12:38

【あなたの愛犬、水滞(すいたい)かも?】

雨の日にぐったりしたり、耳がベタついたり、涙やけが続いたり――。
そんな小さなサインは、じつは 「水滞」=体の中の水がうまく巡らずに溜まっている状態 を示していることがあります。
中医学では、湿気の多い季節や体質によって水分代謝が低下すると、体が重く感じたり、皮膚がベタついたり、胃腸の働きが弱くなりやすいと考えます。
高温多湿の日本で暮らす犬はもともと湿気の影響を受けやすく、水滞のサインが出やすい動物です。

チェックしてみてください!こんな症状ないですか?
水滞タイプの犬に多い例として、
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□雨の日や湿度の高い日に元気が落ちる
□涙やけが治りにくい
□耳がベタベタしてにおいやすい
□皮膚がジメっとしやすい
□食欲にムラがある
□便がゆるい、未消化のまま出てくる
□体が重く、だるそうで疲れやすい
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などが挙げられます。

もし一つでもチェックがあれば、今すぐ日々の食事で“余分な水”を排出しやすい工夫をしてあげましょう!
湿気が出せれば体が軽くなり上記のお悩み改善につながります。


【どうして水滞ケアに野菜スープがおすすめなの?薬膳的理由】

● 大根・大根葉
余分な湿気を外へ。胃腸のはたらきもサポート。
● ごぼう
体内の老廃物や毒素を取り除く。体の重さ・だるさのケアに。
● にんじん
胃腸(脾)の力を養って、水の巡りをスムーズにする。
天日干し椎茸
“補気”で消化力アップ。湿気に負けない体作りを支える。
● パセリ
巡りの力を高めて、食欲不振や食後のもたつきを和らげる。

味付けは一切していないため、フードにかけるだけで簡単に栄養と水分を補給できます。
消化への負担も少なく、シニア犬や胃腸が弱い子にも使いやすいやさしい一杯です。
毎日のごはんに少し加えるだけで、“巡る・軽い・すっきり” の状態をサポートできます。

【野菜そのものではなく、煮汁でも大丈夫なの?】
薬膳では、食材の持つ力は煮出したエキスに7~8割も溶け出すと考えられています。
特に大根やごぼう、椎茸のように水に成分が移りやすい野菜は、煮汁だからこそ体に負担なく取り入れられることも。


【まとめ】
特別な料理じゃなくていい。
やさしい野菜のエキスが、愛犬の体を日々整えてくれます。
水滞が気になる子の毎日に、そっと寄り添う“野菜スープ習慣”をどうぞ。


【執筆者】
平澤 理花
国際薬膳学院 ペット薬膳学部専任講師